大長今テーマパークは京畿道(ギョンギド)楊州市(ヤンジュシ)にあるMBC文化庭園内に建てられた大長今オープンセットである。
大長今は賤民出身の長今が御醫(オウィ-宮中で王を診療した医院)まで上がった実在人物の一代記を描いたドラマで、宮中の料理、衣装、医術、遊びなど、
宮中文化を基にした興味深々な構成の大河ドラマである。
大長今は2003年9月から2004年3月まで放送され、多くの視聴者に感動を与えた。
2000坪の大地の上に、約200間の規模に建てられた大長今オープンセットは
大長今の主な撮影場所であり、王に差し上げるために色々な料理を準備していた水刺間(スラッカン-王の食事を調理する台所)と燒廚房(ソジュバン-朝鮮時代に宮廷の内の料理を作った所)、大殿(デジョン-王の住む宮殿)、大妃殿(デビジョン-先王の后妃が住む宮殿)、退膳間(テソンガン-配膳をおこなう台所)、獄舎(オクサ-罪人を監禁する所)、客舎(ゲクサ-使臣が泊まった宿舎)、司饔院(サオンウォン-宮中の食材を取り扱う官庁)の建物の一部などで構成されている。
ここでは大長今のハイライト映像と演出家による歴史の話、宮中料理の話の映像を視聴できる。また輿乗り(ガマタギ-腕を輿の形にして乗る遊び)、伝統衣服を試着したり、マッコリ(どぶろく)の聞き酒、投壺遊び(ツホノリ-離れている瓶の中に矢を入れる遊び)など色々な体験ができる。